Kim, Kaan, Roel, Yohan, Claudio, Fernando, Masaharu.この後も様々なストーリーが続きます.
早瀧 正治はデジタルノマド。 日本を離れ、最初の仕事はヨーロッパだった。 彼の旅への意欲が彼を衝き動かしている。彼のオフィスはオンライン: 顧客の要求を管理するためのコンピュータとインターネットコネクションんさえあればどこでもオフィスになる。
僕の人生は自己暗示にも近い”何とかなる”という思いで満ち溢れている。 過去数年間、私はまずスロバキアに移り、その後フリーランサーとして働き始め、デジタルノマドとして世界を探索し始めたことは経済的な担保はなかったけれど、学習と自分への投資が必要な時期でもあった。これまでの自分にとって最も重要な決断は日本を離れるということだったと思っている。一般的に日本人はとても慎重であえてリスクをとるようなことはしない。だから海外で働くということは極めてめずらしいことなのだ。チェコにあるアメリカ企業で数年間働いた後にフリーランスになることを決めた。 僕はコピーライティングから翻訳まで、さまざまな職種を試した。
W顧客と緊密に働くということは、ダイレクトにフィードバックを得られるので、それが自分自身の自尊心に良い影響を及ぼしてくれる。 企業で働いていると会社の方針や手続きによって制限されることが多く、 時には価値が低いと感じることもあるかもしれない。 フリーランスで働くということは、 インターネット環境さえ整っていれば、カフェや自宅で1日の内の3~4時間だけ仕事をすればいいんだ。 残りの時間は街を散策したり、 自然の中をウォーキングしたりすることができる。
数ヶ月前、僕は友人たちと一緒に「Japanese Influencer Marketing」を設立し、Japanese Influencer Marketingという言葉を企業に持ち込んだ。 この事業は柔軟に作業ラインを外部に委託できるという利点があったので、僕はこの事業を選択した。 同僚たちは僕らの運営方法やカルチャーに賛同してくれている。しかし、日本人だけではなく僕の大学のクラスメートたちも数人おり、中には仕事に不満を持つ者もいた。旅をする機会を求めて仲間になった者たちも多くいたので。 僕は彼らにフリーランサーになるために必要な基本原則をまずたたきこんだ。そして今では僕の傍らで、潜在顧客のリストを構成したり、インフルエンサーとの日常的なコミュニケーションを管理したり、戦略を立案したり、起業ブログの投稿などをしてくれている。 これらはいつでもできることであり、必ずしもオンラインである必要もない。
自分が選んだライフスタイルを追求するために僕は1日数時間働き、残りの時間を街の散策に費やすことができた。そして、僕はクリエイティブにならなきゃならないし、仕事を減らすために一生懸命働かねばならないということを自分自身に見つけることができた。
あなたが怠け者だとして、 将来、あまり働かないという目標に時間を投資することを選択したって問題でない。 真の問題は、あなたが何かを変更するということに怠惰なことだ: 世界中で自分の仕事に不満をもっている人たちがあふれているのに、 新しい機会を模索することにはあまりにも怠惰だということ。
何をすべきか、どうやってやるのかを教えているのに、それを先延ばしにする理由を見つけたがる人たちにたまに出くわすことがある。そして僕は 他のみんなと同じように、自分のルールが必要だと気付いたのだ。 たとえば、僕が本を買ったら、それを読むことができる唯一の方法は、自分自身をカフェに閉じ込めて、スマートフォンを家に置いてくること。 ダイエットをはじめるのも、ビジネスをはじめるのも、基本、一緒。今日から始めるということが大切で、 「いつかやるよ」というのは、実際には「いつまでもやらない」ということだ。
時間がまだ熟していない時もあるかもしれないが、 エネルギーを蓄えつつ待つ必要がある。 そして、 目標に達するための戦略を持っていることが重要だ; ただ、 推し進めるだけでは十分じゃない。
ビジネスの観点からは僕は日本にいる友人たちよりも多くの収入を得ている。 しかし、「デジタルノマド」という点においては、まだまだ、改善すべきことが多い。 僕はもっと旅に出たいので今よりも少ない働きでよくなるようにプランを立てる必要がある。
このように自分自身に多くの選択肢を与えることでより快適にそれらに向き合うことができる。 もはや僕の行為は”どうにかなるだろう”ということではなくなり、 合理的で慎重に考え決断したものに基づくようになってきた。 いまではデータや自分の下した判断、 そしてとりわけ自分自身を信じるようになっている。